プロドラ代表理事挨拶

代表理事

私は、経営する運送会社を25年間で売上25倍、全国に6拠点の営業所を展開する従業員数150名の会社に成長させました。 その大きな要素は、トラックドライバーコンテストへの参加、自社独自の教育カリキュラムでした。これら一連の育成ノウハウを書籍やセミナーでお伝えしたところ多くの運送会社様より強いご支持をいただきました。

そこで、人材育成のノウハウを自社にとどめず広くお伝えすることで、運送業界の発展、昨今のドライバー不足という深刻な課題への解決の手助けとなればと考えて、旧一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構(略称JTDO)現一般社団法人プロドラ育成サポートを発足いたしました。
今後、14万5000人のドライバー不足が懸念されています。未経験者から育成し、このドライバー不足問題解決に繋げていく日本唯一の機関としてお役立てていただければと思います。

一般社団法人 プロドラ育成サポート
(旧一般社団法人日本トラックドライバー育成機構)
代表理事 酒井 誠


代表理事

2014年に現在私と共同代表理事を担う酒井誠が一般社団法人日本トラックドライバー育成機構として発足させ、10年が経ちました。
これを機に一般社団法人 プロドラ育成サポートに心機一転社名変更し、代表理事に私、倉本健一が加わり、再出発いたしました。

2014年は私が全日本トラック協会が主催する第45回全国トラックドライバー・コンテストで優勝を果たし、首相官邸に招かれ、当時の内閣総理大臣故安倍晋三元首相から直々に表彰を授かったことを記念日に発足していただきました。

当時私が所属していたナルキュウグループでは、新規事業を模索しておりアイデアも定まらず、苦悶している中で私がボトムアップ提案したのがこのドライバーを育成しプロ化する事業でした。
私の中ではドライバーの経験、管理職も経験し、ドライバーコンテストへの挑戦では人生で一番勉強をしてきた経験を、社内だけではなく教育にお困りの同業者の方々にも、お役に立ちたいとう強い想いを持っていました。
会議メンバーからは「ドライバーの育成を同業者に提言するのは大変おこがましいことなのではないか?」
「どうやって講師を育てるのか?」といった懸念材料が出されたことを記憶しております。
創業者である酒井代表より「我々自身の成長のためにも、ドライバーの安全スキル、マインドの向上に少しでも貢献できるなら、チャレンジしよう」との号令によりナルキュウの社名を入れずに事業部ではなく法人化を決めました。
事務局長を募集した結果1300名からの応募があり、大変驚くと同時に世の中が必要としている予感を感じました。

社名に日本とつく以上、首都東京が本部でありたいという想いから東京四谷で事業をスタートすると
多くの業界関係者や同業者が訪れ、今では会員数も45社まで全国に広がりました。
発足から10年間こまめに会員様に訪問して交流を深める酒井代表の姿を眺めつつ、
私はメインインストラクターとして、500名のドライバーへ私の持つ「心技体」を惜しみなく伝承しました。

同業者をターゲットにすることを想定した新規事業でしたが意外にも神奈川県庁をはじめとする
公共団体や自家用ナンバーの大手事業者の研修、DVDの製作依頼、インストラクターの養成のお手伝い
大手荷主からの全社規模の交通安全講和会、中小企業大学校東京校からの講演依頼も何度かお受けしました。
同業者を超えてプロドライバーの育成をすることが求められている。そんなことを気付かされた10年でした。

さて、これからの歩みはこの私にも託されました。
今後は我々の新しい使命として、社会貢献事業を事業の中核としていく所存であります。

社是は「心技体のサポートを方針とし、日本の交通文化を進化させられる社会貢献型のプロドラを育成する」です。
今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 プロドラ育成サポート
代表理事 倉本健一